「日本カンテレ友の会」は、 フィンランドのカンテレ協会 Kanteleliitto の姉妹協会として、 2008年5月31日に発足しました。 フィンランドのKanteleliittoと連携をとりながら、日本でのカンテレコンサートやワークショップなどの機会の充実、情報の提供、カンテレ愛好者同士の交流などをはかっていきます。 日本カンテレ友の会は、皆様の会費で運営されます。 皆様からの会費は、来日するフィンランドのカンテレ奏者のコンサートの支援ほか、イベントの主催・協力等、活動の経費にあてられます。また、会員の方には年に一度、プレゼントのカンテレCDが贈られます。 日本でのカンテレの普及、カンテレ活動の振興を応援してください! カンテレを愛好する皆様のご入会をお待ちしています!

2017/7/17  14:46

30弦グースリ ロシア  カンテレあれこれ

フィンランドのすぐ隣、ロシア共和国には、カンテレとよく似たぐーすりGusliという弦楽器があります。

カンテレ同様、弦の数も様々ですが、この オルガ・グラゾワは、30弦のカスタムメイドのグースリを演奏します。

この動画では、カンテレや、ラトヴァのクォクレ、エストニアのカンクレースのように、左手で弦を押さえてコードのポジション、右手で弦をはじくという奏法が披露されています。

右手も、ただ単に解放されている弦をストロークするのではなく、メロディラインが良く響くように、要するに狙い定めて特定の弦をはじく、という動きです。

中型カンテレをお持ちの方は、ぜひこの奏法を学んでみてください。
とっても爽快な気分になります!


https://youtu.be/yoRg1rhiNlE


でも、コードのポジションがわからない・・・という人も多いと思いますが、基本的な考え方は、「左手の指で押さえていない音の組み合わせが、コードの音の組み合わせになっているか」と考えていくと、基本のコードのポジションが見つかります。

例えば、C のコードだとしたら、ドミソの3音があれば C のコードの響きになりますから
他の音を抑えればいいわけです。

でも、指は5本なので、1オクターブの中だけで考えてみるとよいでしょう。
ドのすぐ下のシ、レ、ファ ラ を押さえてじゃらんとストロークすれば、
解放されているドミソが響いてCのコードになります。
この時、左手の押さえている弦よりも上や下の音を弾いてしまうと、余計な開放弦を弾いていしまうので、右手の可動域をよく考えましょう。

もちろん、転回して ミソド やソドミ の響にしたければ、左手の位置を上下に移動することもできます。

また、こんな本もあります。



クリックすると元のサイズで表示します

ラニ・トンプソンというアメリカ在住のカンテレ演奏家による、カンテレのコードのポジションガイドブックです。

購入はこちらから → Compleat Chords for the Kantele: Revised



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タグ: lani gusli カンテレ

2017/7/17  14:09

サーリヤルヴィカンテレ  演奏動画

Olga Klariの演奏する 「maitopolkka ミルクのポルカ」です。

彼女が演奏しているのは、サーリヤルヴィカンテレというタイプの物。
そのカンテレを、伝統的な奏法の一つ、スティックでつまびいたりコードをかき鳴らしたり、という
スタイルで演奏しています。

左手は、弦の上に軽く載せて、不必要な音をミューとしたり、時にはメロディをはじいたり、
右手は、ミューとされていない弦をつまびいてメロディを奏でたり、コードをじゃらんとかき鳴らしたり、というとても楽しい演奏方法です。

スティックではなく、ピックを使って弾くこともありますが、ピックが発明されていなかった時代には、バーベキュー用の串を適当な長さに折って使っていたようです。

コードのポジションを覚えることがまず大切、そして、左手が押さえていない弦をスティックでつまびく、こうすることでコードとメロディを混在させた軽快で楽しい音楽ができあがります。

カンテレは、こうした伝統的な奏法が幾種類かあります。
本国のカンテレ学習者達は、音楽学校等でこうした奏法をきちんと習い、そこから自分のスタイルへと発展させてアーティスト活動などを行うのですが、クラシック系にいくか、伝統音楽系にいくか、はたまた、クラシックで学んだ技術や知識を活かしてポップスやクロスオーバーといったジャンルに挑戦するか、進む道は色々です。

ただ、人口の少ないフィンランド、カンテレだけで食べていくのはやはり厳しいようです。

そういったことを考えると、日本の愛好者の皆さんも、カンテレの様々な奏法や楽曲をしっかりと学び、楽器と本国で苦労しているアーティスト達への敬意をもって、まずは正しくかつ丁寧に弾き続けてほしいと思います。





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2017/7/16  17:41

フィンランディア讃歌 by Club for Five  フィンランド

Club for Fiveは フィンランドのア・カペラグループ。

フィンランドのア・カペラグループと言えば、Rajatonを思い浮かべる人が多いでしょうが、このClub for Fiveも知名度と実力では負けてはいません。

今年は、フィンランドがロシアから独立を果たして100年という記念すべき節目の年。
国内外で、独立100周年を祝う催し物や、関連行事が数多く予定されています。

このフィンランディア讃歌も、御存じの通り、シベリウスの交響詩フィンランディアの美しい旋律に、とても愛国的な歌詞をつけた合唱曲。

フィンランドにはもちろん国歌があり、国民的行事では国歌が演奏されますし、スポーツの国際大会でも国歌が流れます。しかし、エストニアの国歌とメロディが同じというびっくりするような本当の話があります。

フィンランディア讃歌も、ロシアからの独立を願う当時のフィンランド人の思いが、深く強く込められた美しい曲。

今年は、これまで以上にこの曲がフィンランドのあちこちで聴かれるのではないでしょうか。






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2017/7/16  10:46

2台の5弦カンテレで  演奏動画

Polun Varrella 
マルッティ・ポケラの作曲による5弦カンテレ2台を一人で奏でる曲です。

Polun Varrellaとは 
森や草むらにできる動物や人が通った後にできる小道に沿って歩く様を表しています。

ゆっくり、または小走りで、周りに広がる木々や草花の間をすり抜けて行く自分の姿を想像しながら聴くと、この曲が描く情景が理解できると思います。

2台のカンテレの調弦を変え、ストロークやハーモニックス、プラッキング等、演奏法にもバリエーションを加えた美しい曲です。

演奏者は Satu Valkama ユヴァスキュラの音楽専攻学生ですが、コンサートカンテレから小型カンテレまで、伝統的な奏法をきっちり身に付けた素敵なアーティストです。

若い学生さんの将来に期待します。






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