TOP
2015/1/12
潮月 小ネタごっちゃ
あれから、何日経っただろう。
目を開けても眼前には闇しかなくて、黒い自分の体がその暗黒に浮いてる感じだ。
なんてロマンチックに今の自分を表してみる。その実、体を起こすことは愚か目を開ける気力なんかなくて、冷たい壁に身を立てかけて生き長らえてる状況。
何かのエラーなのかログアウトもできなくて、寝ては覚めてこの繰り返し。
あの人はもうオレのことを忘れてしまったかな。飽き性のあの人のことだから、新しい玩具を見つけて遊んでるのかもな。羨ましいな。
玩具扱いにだって監禁だってあの人の“愛”だと思えば苦じゃない。むしろ幸せだと感じる。
だけど、
「(最低限の生活くらいさせてくれてもなぁ)」
考えながら軽く首を傾げると、それに合わせて体が滑り落ちた。
もう4日は食べてない。日にちを数える為の思考も栄養も足りてないし、日差しのないこんな部屋じゃわかったもんじゃないけど。
あぁ、会いたいな。餓死は嫌だな。死ぬならあの人に首ごと落とされて食べて欲しいな。血抜きするならきっと首を落とした方が楽だろうしな。
あの人は優しいからきっと壊すときは一瞬だ。苦しむ間もなく、オレが最後に見るのは首のない自分の胴体なんだ。
そうだったらいいな。あ、あの人の笑顔もいいかも。
いよいよ死を覚悟して、床から伝わる些細な振動に耳を傾けていると、カツカツという音が近付いてきてるような気がした。
「久しぶりです。良い子にしてましたか?」
待ちわびた声が月華の全身を震わせた。
「すいません。少し新しい玩具で遊んでいました。すぐ壊れちゃいましたけど」
部屋に入ってきた潮は壁に掛けられたカレンダーを見つめ、冗談ぽく目を見開かせた。
月華に見せ付ける為であろうが、行動を目で追う体力が彼にはなかった。
「1…2……5日間!そんなに放置していたつもりはなかったんですが…」
反応のない月華に不思議そうな顔を向け、すぐに理解し口元に微笑みを浮かべた潮はゆっくりと近付いて横たわる身体を見下ろした。
切り取られた脚。太ももがきつく布で縛られている。肉が晒されたのそこは赤黒く濁って、折られた骨の白さが傷口の汚さを引き立てていた。
ぐぢゅり。傷口に潮の靴がめり込んだ。
「―――――ッ!!」
声にならない悲鳴をあげる月華。血が止まったとはいえまた何の処理もしていない神経が丸出しの部分に刺激を与えられてまともでいられるわけがない。
頭がショートしたのか言葉ともいえない呻き声を繰り返しのた打ち回り喚きうずくまる。どこにそんな力があったのかというほど暴れまわって、パタリと動かなくなった。
生ける屍のような月華に近寄り、潮は手を差し伸べる。
「消化のいいものを作ってあげましょう。栄養失調なら点滴も打たなければね。」
――――――――
今日はここまで
0
目を開けても眼前には闇しかなくて、黒い自分の体がその暗黒に浮いてる感じだ。
なんてロマンチックに今の自分を表してみる。その実、体を起こすことは愚か目を開ける気力なんかなくて、冷たい壁に身を立てかけて生き長らえてる状況。
何かのエラーなのかログアウトもできなくて、寝ては覚めてこの繰り返し。
あの人はもうオレのことを忘れてしまったかな。飽き性のあの人のことだから、新しい玩具を見つけて遊んでるのかもな。羨ましいな。
玩具扱いにだって監禁だってあの人の“愛”だと思えば苦じゃない。むしろ幸せだと感じる。
だけど、
「(最低限の生活くらいさせてくれてもなぁ)」
考えながら軽く首を傾げると、それに合わせて体が滑り落ちた。
もう4日は食べてない。日にちを数える為の思考も栄養も足りてないし、日差しのないこんな部屋じゃわかったもんじゃないけど。
あぁ、会いたいな。餓死は嫌だな。死ぬならあの人に首ごと落とされて食べて欲しいな。血抜きするならきっと首を落とした方が楽だろうしな。
あの人は優しいからきっと壊すときは一瞬だ。苦しむ間もなく、オレが最後に見るのは首のない自分の胴体なんだ。
そうだったらいいな。あ、あの人の笑顔もいいかも。
いよいよ死を覚悟して、床から伝わる些細な振動に耳を傾けていると、カツカツという音が近付いてきてるような気がした。
「久しぶりです。良い子にしてましたか?」
待ちわびた声が月華の全身を震わせた。
「すいません。少し新しい玩具で遊んでいました。すぐ壊れちゃいましたけど」
部屋に入ってきた潮は壁に掛けられたカレンダーを見つめ、冗談ぽく目を見開かせた。
月華に見せ付ける為であろうが、行動を目で追う体力が彼にはなかった。
「1…2……5日間!そんなに放置していたつもりはなかったんですが…」
反応のない月華に不思議そうな顔を向け、すぐに理解し口元に微笑みを浮かべた潮はゆっくりと近付いて横たわる身体を見下ろした。
切り取られた脚。太ももがきつく布で縛られている。肉が晒されたのそこは赤黒く濁って、折られた骨の白さが傷口の汚さを引き立てていた。
ぐぢゅり。傷口に潮の靴がめり込んだ。
「―――――ッ!!」
声にならない悲鳴をあげる月華。血が止まったとはいえまた何の処理もしていない神経が丸出しの部分に刺激を与えられてまともでいられるわけがない。
頭がショートしたのか言葉ともいえない呻き声を繰り返しのた打ち回り喚きうずくまる。どこにそんな力があったのかというほど暴れまわって、パタリと動かなくなった。
生ける屍のような月華に近寄り、潮は手を差し伸べる。
「消化のいいものを作ってあげましょう。栄養失調なら点滴も打たなければね。」
――――――――
今日はここまで

2014/12/14
(無題)







2014/4/9
ザエイル 小ネタごっちゃ
『欠陥』
エロ・中途半端 注意
濡れたものが自身を這い、その感覚にイールフォルトは身体を震わせた。
腿から下の無い自分の脚。その脚の間には桃色の頭がうずまりくちゅくちゅと水音を鳴らしている。
「っは…あ…!」
引き剥がそうにも、自分の身体を支えている腕は動かせない。
苦々しい顰め面で桃色を見つめるが、当人は知らぬ素振りで行為を続ける。
イールフォルト自身を銜え込み、先ほどよりも音を立てて愛撫する。
自身を熱く包まれて耐えられず嬌声と共に白濁が零れる。
「ざえ…る…っ」
ゾクゾクと背を這う快感。今にも吐き出しそうな熱を必死に我慢するが、先は見えている。せり上がってくる吐精欲。
突然ずるりと自身が口内から引き抜かれ、舌が別の所に押し当てられた。
「…っ!?」
奥まった蕾。恐らく後に相手を受け入れる事になるであろう場所。羞恥よりも嫌悪が勝つ。
しかし舌は止まらない。まだ固いそこを唾液で濡らしてから侵入しようと解しにかかってくる。
うようよと触れる舌の感触が気持ち悪くて仕方無い。
「や…めろ……」
震える声で諭したって止まるはず無く。
ついに舌が内側に入り込んできた。
「ぅく…っは…」
浅いところで出し入れされる舌。
そこを解すためにだけの行動。じれったくてしかたない。
「やめろ…と言って、るのが…聞こえな、のか…!」
「……煩いな」
舌が離れた。
――――――
これ以降どう書いたらいいかわからん
1
エロ・中途半端 注意
濡れたものが自身を這い、その感覚にイールフォルトは身体を震わせた。
腿から下の無い自分の脚。その脚の間には桃色の頭がうずまりくちゅくちゅと水音を鳴らしている。
「っは…あ…!」
引き剥がそうにも、自分の身体を支えている腕は動かせない。
苦々しい顰め面で桃色を見つめるが、当人は知らぬ素振りで行為を続ける。
イールフォルト自身を銜え込み、先ほどよりも音を立てて愛撫する。
自身を熱く包まれて耐えられず嬌声と共に白濁が零れる。
「ざえ…る…っ」
ゾクゾクと背を這う快感。今にも吐き出しそうな熱を必死に我慢するが、先は見えている。せり上がってくる吐精欲。
突然ずるりと自身が口内から引き抜かれ、舌が別の所に押し当てられた。
「…っ!?」
奥まった蕾。恐らく後に相手を受け入れる事になるであろう場所。羞恥よりも嫌悪が勝つ。
しかし舌は止まらない。まだ固いそこを唾液で濡らしてから侵入しようと解しにかかってくる。
うようよと触れる舌の感触が気持ち悪くて仕方無い。
「や…めろ……」
震える声で諭したって止まるはず無く。
ついに舌が内側に入り込んできた。
「ぅく…っは…」
浅いところで出し入れされる舌。
そこを解すためにだけの行動。じれったくてしかたない。
「やめろ…と言って、るのが…聞こえな、のか…!」
「……煩いな」
舌が離れた。
――――――
これ以降どう書いたらいいかわからん

2014/4/4
落書き 小ネタごっちゃ
脚切イールフォルト
前の邪淫妃と対のつもり
お妃様の腕…わかる?
竜胆の花言葉「悲しむ貴方を見るのが好き」に滾ってやらかした。


