2017/10/3

譜めくり  

ピアノを弾いていると、ときどきやってくる「譜めくり」という仕事。コンサートで、楽譜を見るピアニストのために譜めくりをするというもの。
先日、知人に頼まれてひさしぶりにやってきました!楽譜はもちろん読めるし、自分は弾かないというのに、これがなかなか緊張するのです…しかも、今回はリハーサルに立ち会えなかったので、ぶっつけ本番。
たかが譜めくり、されど譜めくり。失敗したら演奏に間違いなく響きます。ソワソワしているのを奏者にさとられないように、密かに手に汗を握っていたのでした…

譜めくりといえば、実はオーケストラの中にもあります。管楽器のみなさまは、各自自分の楽譜がありますが、弦楽器はヴァイオリンからコントラバスまで、2人で1つの譜面を使います。2人の間に1つずつ譜面台が置いてあり、客席から見て奥側に座っている人が楽譜をめくる、という決まりがあります。これは日本全国はもちろん、世界のどのオーケストラでも基本的には共通です。
自分がめくらなくていい場合はいいですが、自分がめくる側にいる場合は、少々のプレッシャーを感じます。特に、コントラバスは一度立ち上がらないと楽譜がめくれないので、意外と忙しい…
ページの終わりが近づいてきたら、ソワソワと腰を上げ、それまで左で持っていた楽器を弓を持ちながら右手で支え、左手でページをめくる、そして座る、そして何食わぬ顔で弾きはじめる、というのを2小節くらいの間で行います。
さらに男性は燕尾服という、後ろの丈が長い上着をきているので、立ち上がる→楽器を右手で支える→楽譜めくる→上着の裾を跳ね上げる→座る→何食わぬ顔で弾きはじめる…というのを、ページをめくるたびに行います。
あの男性の上着の裾を跳ね上げる姿、意外と見てると面白いのです。オーケストラを見に行った際は、ぜひそんなところにも注目してみてくださいね!

あきは

燕尾服の写真
ちょっと見にくいですが、後ろがツバメの尻尾のように2つに分かれていて、長くなっています。



クリックすると元のサイズで表示します
8



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ