One Of A Kind  

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まずはこの作品は後半の楽曲の完成度の高さが注目される。
実は、BrufordとHoldsworth在籍中のUKがライヴで演奏していた曲の中に、後のDanger Moneyに収録されたThe Only thing She Needs,Caesar's Palace Blues,Carrying No Crossがあり、そして、本アルバムに収録されたForever Until Sunday(Eddie 作曲), The Sahara Of Snow(Part2はEddieも作曲でクレジットあり)がある。結局、3人編成のUKのセカンドアルバムの基調にふさわしいものと、Jazz RockテイストのBRUFORDのアルバムにふさわしいものとに分けられてしまったようであるが、実は両方ともに、Eddie Jobsonが大きく関わっているという事実がある。この点が今まで見落とされてきたことである。
 Eddieは後に本アルバムのForever Until Sunday でのviolin演奏は自分であるとやっと認めたものの、おそらくDaveの名誉を慮ってか、キーボード演奏に関しては「覚えていない」と、2,3年前に自身のForumで発言している。しかし、これは、ブート盤などで確認されるように、このスタジオ録音が4人UK時代にライブで演奏されたサウンドの特徴と合致し、Daveの参加しているBRUFORDのライブ演奏でのサウンドと全く異なるものであることを確認すると、誰の目(耳)にも明らかとなるはずである。それは、Daveがサウンドの主導権を握ってしまったGradually Going TornadoのサウンドがOne Of A Kindのサウンドと大きく異なることとも一致する。
 One Of A Kind がきわめて優れた完成度を持っている所以は、実はEddieの貢献によるものであったといえるのではあるまいか。
 09年UKZの来日公演でも演奏されるであろうThe Sahara Of Snow には注目である。
 いずれにせよ本アルバムはJazz Rock,Progressive Jazz(Rock)の名作であり、見方を変えればUKのもう一つのセカンドアルバムであるといえるだろう。
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