エディジョブソンと不朽の名作の宝庫:プログレッシヴロック入門

このブログは、Eddie Jobsonエディジョブソンに関わることなら何でも取り上げていきます。
Eddieファンの皆様の熱い思いの伝わるコメントや、どんなわずかな情報でも自由に投稿して下さい。
EddieがUZ-Projectを通じてプログレッシヴロックの名作を再演してTributeしていますが、Eddieのその姿勢をback upする意味合いも含めて、主にプログレッシヴロックを中心にYou Tubeに投稿されている名作を紹介します。このブログを通じて、難解だといわれて敬遠されてきたプログレの名作にじかに触れてください。聴くのに決して身構える必要はありません。変な理屈を練る必要もありません。ただただ感動の名作の宝庫です。
過去に活躍した名立たる音楽家が、現代に生まれ変わったなら、きっとこのジャンルでまた創作活動を続けたのではないか。いや、案外、そのとおり、過去の音楽家がふたたびこの世に生を受け、閉塞したクラシック界を見限って、無限の音楽の可能性を秘めたプログレの分野で活躍しているのかもしれません。
60年代に発祥し、70年代に花開いたプログレッシヴロックは、時の音楽産業、当時の主流の音楽批評家、低俗なパンク文化によってロック界の片隅に追いやられました。そのことはKeith Emersonがいみじくも「多くの偉大なミュージシャンたちが最盛期にコキ下ろされまくっていたことを僕は知りすぎるくらい知っている」とインタヴューで指摘していることにも表れています。(シンコーミュージックDig別冊Progressive Rock2010年7月発行)
21世紀を迎えた現在、このジャンルで活躍した(している)ミュージシャン、生み出された多くの不滅の作品群を次世代に伝えていくことがとても重要です。
このまま、忘れ去られてはならない第一級の芸術作品を顕彰していきます。
皆さんもお気に入りのYoutube画像、あるいはお薦めの情報などありましたら、コメント欄に貼り付け・ご紹介ください。

One Of A Kind

まずはこの作品は後半の楽曲の完成度の高さが注目される。
実は、BrufordとHoldsworth在籍中のUKがライヴで演奏していた曲の中に、後のDanger Moneyに収録されたThe Only thing She Needs,Caesar's Palace Blues,Carrying No Crossがあり、そして、本アルバムに収録されたForever Until Sunday(Eddie 作曲), The Sahara Of Snow(Part2はEddieも作曲でクレジットあり)がある。結局、3人編成のUKのセカンドアルバムの基調にふさわしいものと、Jazz RockテイストのBRUFORDのアルバムにふさわしいものとに分けられてしまったようであるが、実は両方ともに、Eddie Jobsonが大きく関わっているという事実がある。この点が今まで見落とされてきたことである。
Eddieは後に本アルバムのForever Until Sunday でのviolin演奏は自分であるとやっと認めたものの、おそらくDaveの名誉を慮ってか、キーボード演奏に関しては「覚えていない」と、2,3年前に自身のForumで発言している。しかし、これは、ブート盤などで確認されるように、このスタジオ録音が4人UK時代にライブで演奏されたサウンドの特徴と合致し、Daveの参加しているBRUFORDのライブ演奏でのサウンドと全く異なるものであることを確認すると、誰の目(耳)にも明らかとなるはずである。それは、Daveがサウンドの主導権を握ってしまったGradually Going TornadoのサウンドがOne Of A Kindのサウンドと大きく異なることとも一致する。
One Of A Kind がきわめて優れた完成度を持っている所以は、実はEddieの貢献によるものであったといえるのではあるまいか。
09年UKZの来日公演でも演奏されるであろうThe Sahara Of Snow には注目である。
いずれにせよ本アルバムはJazz Rock,Progressive Jazz(Rock)の名作であり、見方を変えればUKのもう一つのセカンドアルバムであるといえるだろう。

2016/1/28
DANGER MONEY

UK Danger Moneyです。1979年発表です。本作はすでにブートなどでも知られているように4人UKの頃にすでにでき演奏されていたCaesar's Palace Blues,The Only Thnig She Needs, Carrying No Crossにタイトル曲のDanger Money, Rendezvous602,Nothing To Lose を加えたものです。前3曲は4人UK時代のものと比べ、ギターがなくなったぶん、Eddieのキーボードとバイオリンが炸裂しています。
なお、4人UK時代のThe Sahara Of Snow Forever Until SundayはBruford のOne Of A Kind でリリースされます。Foreverは実はEddieの作曲で、One Of A Kind でもバイオリンを演奏したことは、後にEDDIE自身が認めています。
Brufordのメンバーによるライブパフォーマンスとの比較で明確になるのは、One Of A Kindのサウンドは4人UKのサウンドと酷似し、一方、Dave Stewaretのカラーが反映されたBrufordライブでは、スタジオ盤とは全然異なるサウンドになっていることです。おそらく、スタジオ盤でEDDIEは、The Sahara Of Snow とForever Until Sunday
で楽曲のアレンジに大きく関与していたものと思われます。ただし、Eddieはとうじ、UKのメンバーであり、同時に、他のバンドとなってしまったBRUFRDの新作に表立って参加していることを公表することはデメリットと判断したのでしょう。結局、このレコーディングの真相は明かされないままとなりました。
Carrying No Cross,The Only Thing She Needsはプログレの名作中の名作です。Caesar's もバイオリンを前面にフィーチャーした画期的な作品です。
このリリースの直後に、UKは来日公演をします。
東京
東京
名古屋
大阪
東京

2013/6/13
John Wetton You're Not The Only One

2012/10/9
Terry Bozzio 来日公演!!
http://www.rittor-music.co.jp/terrybozzio/
>再結成UKの全公演を完全ソールドアウトに導いた世界最高峰のドラマー、テリー・ボジオの3年ぶりとなるソロ・パフォーマンスが決定! テリー史上初、驚異の360°全方位型ステージが実現!!<

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>再結成UKの全公演を完全ソールドアウトに導いた世界最高峰のドラマー、テリー・ボジオの3年ぶりとなるソロ・パフォーマンスが決定! テリー史上初、驚異の360°全方位型ステージが実現!!<



2012/9/9
『タモリ倶楽部』でモーグ特集
ミクシイのコミュ moog & シンセサイザー より
>
9月8日 0023〜0053 テレ朝(関東)で放映の『タモリ倶楽部』で、モーグを使った音作り実習をやるようです。
わざわざ番組サブタイトルに「箪笥」とあることから、moog III C か?
ゲストも冨田勲、松武秀樹、近田春夫、松尾貴史という強力メンバー。期待大ですね。<
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9月8日 0023〜0053 テレ朝(関東)で放映の『タモリ倶楽部』で、モーグを使った音作り実習をやるようです。
わざわざ番組サブタイトルに「箪笥」とあることから、moog III C か?
ゲストも冨田勲、松武秀樹、近田春夫、松尾貴史という強力メンバー。期待大ですね。<

2012/6/28
2010 Holdsworth, Bozzio, Levin, Mastelotto

2012/2/24
UK WORLD TOUR 2012

