一昨年2月に書いた記事の関連です。
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http://music.ap.teacup.com/applet/harri2/20160214/archive
俳句の季語では、「甘酒」は夏の季語とされています。
一昨年の記事の通り、「飲む点滴」と言われるくらいの滋養強壮に適した飲み物で、江戸時代では「ひやし飴」などと同じように庶民の子供のおやつとしても好まれていたようです。
一昨年にその甘酒の記事を書いてからか、スーパーやコンビニなどでも多く見かけるようになりました。
この記事がブームの火つけ役だったか??(笑)
市販の甘酒も、2種類出回っているようで、
・麹甘酒(お米と麹だけ)
・酒粕甘酒(お米、酒粕、麹が主原料)
私としては、後者の方がコクがあって好きです。
前者ももちろん好きですが、市販のものはやや粉っぽさが感じられます。
自販機でも売られるようになり、その中で一番好きなのは
月桂冠の甘酒です。

夏はこの「冷やし甘酒」が美味しいです。

伊藤園も負けじと発売しております。「麹甘酒」
今年のこの酷暑を乗り切るためにも、今年もやはり自家製が飲みたくなり、作ってみました。
・麹(市販):300g
・酒粕(市販):200g
・ハチミツ:適量
・水:適量
本来なら、麹の「えさ」となるおかゆを入れたかったのですが、酒粕を入れてコク未を出したかったので今回はおかゆ代わりにハチミツの糖分を入れました。
沸かしたお湯の中に酒粕とハチミツを入れペースト状にし、そこへ細かくほぐした麹を入れ十分になじませます。

ヨーグルトメーカーで60℃×8時間、十分に醗酵させます。

麹の粒が残っていたので、少し水を足してミキサーで粉砕させ、トロトロになったペーストを小分けし冷凍保存してできあがりです。そうすれば長期保存が可能です。
飲むときに凍ったペーストを解凍し水で薄めて飲みます。
ぅンまぁあああ〜〜〜いッ!!
身体に優しい甘さであり、元気が出ます。
因みに、甘酒関連のお菓子も出ておりましたね。

甘酒ケーキ。
森永から発売されておりましたが、あまり甘酒の味はしませんでした。
他にも、甘酒飴、甘酒入り豆乳、甘酒餅、スパークリング甘酒、桃果汁入り甘酒etc・・・
甘酒は、甘酒単体に限ります。
皆さんも、ぜひ甘酒を!!
(日本甘酒振興会名誉会長・Rock Star☆Harri Kaido)

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