台風18号は一昨日(13日)の朝、6時頃からやって来た。久々の大型台風である。午後3時16分には早くも停電。午後6時頃からピークを迎え、時折窓から見ると、大風と雨で街路樹がびゅうびゅうしている。ここ数年、来るぞ来るぞと言われていた台風が、軒並みそれ、このままでは珊瑚の白化が進むと懸念されていた。そこにこの台風、ひとまず良かったと言える。ところが、いつもあれほど台風のニュースが気になるワタクシでさえ、台風が直撃しそうなことを知ったのは12日。あまりにも西寄りに発生したため、本土への影響は少ないと見たのか情報が出なかった。東側から発生した台風はについては、少なくとも一週間前にはテレビで情報を流している。宮古島の人々は一週間前から準備を始められる。ゆえに13日の集まりなどは早々と予定変更している筈なのに、前日になってこれはヤバいとなった。準備期間がないから、買い置きも無い。そこにこの停電。しかもジャングの前の舗道は数年前、電線地中化している。よもや停電するなんて…。
まぁ電気の有り難さが身に沁みた。で、一夜明け、何とか食料を確保しなきゃとスーパーに行こうとして驚いた。市役所の前を除き全ての信号が消えている。しかも警官の姿はない。ひぇ〜。でも普段は「な〜んでそんな走り方が出来るのよ〜」と叫びたくなる宮古島のドライバー、左右を見ながら上手いこと譲り合って交差点を進んで行く。う〜む。災害時に強いのか…。スーパーは全て休みでそりゃそーだと言いながら帰宅。まだ停電。こうなったら明るいうちに食べよう、となり勝手に解凍した肉をカセットコンロでやきやき。期待虚しくその後も停電。そうだ!頂いた高級キャンドルを灯しそう。キャンドルの灯りのもと「ジャングの今後、その傾向と対策」を話し合った私たち。有意義な停電ではありました。結局電気が戻ったのは15日午前1時頃。都合34時間の停電でした。つ、疲れた…