年末と言えば《第九》
戴いたチケットがあり、るんセンセと一緒に聴いてきました
今回は池袋にある東京芸術劇場。
ここ数年、《第九》を生で聞く機会があり、大体どんな曲か
分かっているつもり…。
けれど4楽章構成で合計70分弱の大曲、
聴くたびに新しく発見があります。
超・有名な「喜びの歌」でもある第4楽章より、
第2楽章のほうが好き…という印象を受けていましたが、
今回は第3
…ゆったりとしたテンポ、木管楽器でのメロディがいくつも
重なりあっていて、バックで弦楽器がうっすら流れている…
そのあとに弦楽器がメロディを受け持つ…。
メロディ音が変わっていないのに、
バックだけ半音ずつ上行する流れは、何度現れても感動的
…第九にこんな箇所、あったっけ…?!
ピアノですら、何人かのピアニストが同じ曲を弾いても
同じ雰囲気にならない。
オーケストラは、団員が同じメンバーでも指揮者によって解釈が
それぞれ変化する。
なんの曲でも楽器でも、作曲者の意向が楽譜に書いてあっても
その解釈に個人差は出る…そういうものだから面白い
3500人くらい収容できる満席だったホール、
終演後の引けはあっという間だったけれど、
相変わらず直ぐに感想を話したい私たち…
言いたいことを早口で話していましたが、客席にほぼ誰も居ない
状態になってしまったので、退散。
もう少し余韻に浸っていたかったけど



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