『The Nightfly』/Donald Fagen  音楽全般

今回取り上げてみようと思うCDは、Donald Fagenの「The Nightfly」です。
人生で一番聴いてるアルバムはなんですか?と聞かれれば、僕は、間違いなくこのアルバムです。
初めて聴いたのが高校生の時で、1曲目の「I.G.Y」を聴いた時の衝撃は凄かったですね。
今では、聴かないとしても常に持ち歩いていないと落ち着かないアルバムでもあり、iPhoneやiPodには必ずいれます。

1982年発売のアルバム、歴史に残る名盤であり、よくエンジニアがモニターの質・音調整に使ったりするほど、バランスの取れた、そして完成度の高いアルバムでもあります。

Donald Fagenは、Steely danというバンド(今は、ユニットと言った方がいいか)のメンバーで、このSteely danというバンドもオススメなのですが、その話をすると止まらないので、このアルバムのみを書きます。

まず、1曲の「I.G.Y」からもう素晴らしいです。
日本でも1番知られている曲はこの曲ですね。
そして素晴らしいという一言以外に言葉が思いつかないw
とにかく聴いた事ない人はぜひ聴いてもらいたい。
イントロから印象的です。落ち着いた夜遊びという感じの曲でしょうかw
たぶんこの曲の影響だと思いますが、僕がエレクトロピアノ好きになったのは。
エレピをハーモニー的にも音色的にも凄い綺麗にならしているが印象的です、


彼の作る曲は、どの曲もほんと計算されていて、「ミュージシャンズミュージシャン」(ミュージシャンの教科書みたいなミュージシャン)とよく言われます。
このアルバムを聴きこんで勉強したという作曲家も多いです。
ジャンルでいうと、AOR/JAZZ ROCKにカテゴライズされますが、サウンド自体が、JAZZ、SOUL、R&B等の多岐にわたる音楽をフィーチャーしたサウンドで、どのジャンルのミュージシャンにも影響を与えています。


根底はジャズで、その理論を最高レベルまで昇華して最高の曲を作る。そして、参加ミュージシャンの力を限界まで引きづり出し、最高の物を選ぶ、その才能はピカイチです。

ここから学べる物は、JAZZ、R&B、SOUL、ROCK、サントラ、イージーリスニング等どのジャンルにも応用出来るので、このアルバムに収められているモノはほんと無限であり、今後も色んなミュージシャンに影響を与える一枚だと思います。


そして、個人的に好きな4th interval buildというコードを世界一上手く使うミュージシャンですね。


抜粋して収録曲を挙げると、4曲目の「Maxine」という曲。
この曲は、初めて聴いた時に泣きました。
ほんとに綺麗で素晴らしいピアノのイントロに、叙情的なメロディーにコーラス。
お洒落で色気あるリズム。
Larry Carltonのギターとか、Donald Fagenのエレピとオルガンも最高に良い音をしているし、Brecker兄弟も参加してて、豪華メンツで全員が最高の演奏をしている。そして、Marcus Millerがほんと良い仕事している。

どの曲も、このアレンジが最高。これ以外のアレンジはありえないという完成度。
なんというか、言葉にならないほど良いとはこの事なんだと思わせてくれるそんなアルバムです。

ジャケットも渋くて、タイトル通り夜に聴くには最適なアルバムですね。



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