2016/1/28
DANGER MONEY

UK Danger Moneyです。1979年発表です。本作はすでにブートなどでも知られているように4人UKの頃にすでにでき演奏されていたCaesar's Palace Blues,The Only Thnig She Needs, Carrying No Crossにタイトル曲のDanger Money, Rendezvous602,Nothing To Lose を加えたものです。前3曲は4人UK時代のものと比べ、ギターがなくなったぶん、Eddieのキーボードとバイオリンが炸裂しています。
なお、4人UK時代のThe Sahara Of Snow Forever Until SundayはBruford のOne Of A Kind でリリースされます。Foreverは実はEddieの作曲で、One Of A Kind でもバイオリンを演奏したことは、後にEDDIE自身が認めています。
Brufordのメンバーによるライブパフォーマンスとの比較で明確になるのは、One Of A Kindのサウンドは4人UKのサウンドと酷似し、一方、Dave Stewaretのカラーが反映されたBrufordライブでは、スタジオ盤とは全然異なるサウンドになっていることです。おそらく、スタジオ盤でEDDIEは、The Sahara Of Snow とForever Until Sunday
で楽曲のアレンジに大きく関与していたものと思われます。ただし、Eddieはとうじ、UKのメンバーであり、同時に、他のバンドとなってしまったBRUFRDの新作に表立って参加していることを公表することはデメリットと判断したのでしょう。結局、このレコーディングの真相は明かされないままとなりました。
Carrying No Cross,The Only Thing She Needsはプログレの名作中の名作です。Caesar's もバイオリンを前面にフィーチャーした画期的な作品です。
このリリースの直後に、UKは来日公演をします。
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