「朝青龍が引退」のニュースが流れた時にはびっくりしましたね。
一連の下世話な事件がきっかけで、超ビッグな力士、否スポーツマンがこんなかたちで引退に追い込まれるのは愚の骨頂にすぎないです。
横綱審議会…
朝青龍を目の敵にしてたくそばばa…否女性審議員の言い方にも腹立たしくなるくらいです。
相撲を盛り上げるのに、こんな下らないスキャンダルで一人の相撲人生を絶つなんてもったいないし、何もかばうことをしなかった審議会のほうこそどうかしてると思います。
前から素行に問題があったにせよ、品格がないことだけをつつき「それ見たことか」とやり玉に挙げ、しまいにはその人材さえ破棄してしまうのは、審議会自体こそ幼稚な考えしかないのでは?と思います。
親方だけの問題ではなく、審議会こそ力士を育てていくのにもっと向き合って取り組むべきではないのでしょうか?
これでは日本人の力士はおろか外国人力士だって長続きしないでしょう。
もっと人を育てる土壌を作るべきだと思います。
…と、そのように思うのは、我が裏稼業の会社に4年勤めてきた中国人の後輩君が退社してしまうこともあったからなのです。
本土に帰って仕事をしたいとのことですが、裏を返せば会社がこの優れた人材を育てきれなかったということです。
上智大学を卒業し、会社では珍しい「新卒採用」で入社したのが4年前、最初は私の部署であるRock Star☆課に所属するのですが、たまたま他の部署での異動枠があったので半年でそちらに異動、正式に営業として起用されてからというもの、日本人も負けるくらいのどん欲さとバイタリティーを持っていろんな仕事を取ってきては売上を上げてきておりました。私も見習うべき点がたくさんありました。
ちょうど結婚したのが2年前、すぐ子供もできておりました。
それもきっかけになったのか、つい最近辞表を提示してきておりました。
上層部はさんざん引き止めに入りましたが、本人の意志は固かったようです。
せっかくここまで築いてきたものがあっただけに、残された我々としては彼を手放すことに残念だし悔しいです。
朝青龍にしろ、中国人の後輩君にしろ、日本に対して失望させた我々の責任でもあります。
日本ももっと変わらねば、ますます負けてしまうぞ!!

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